あと155日

今日は試験師匠に答案を提出して気が抜けてしまいました。

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ところで、この『巨乳ファンタジー3』という作品なのですが、ものすごく博識な先生が書かれているようで、古代ローマの歴史がふんだんに盛り込まれているそうです。エロゲ批評空間という有名なサイトがあるのですが、そこにこのようなレビューが載っていました。

「ゲーム開始の村は、低地ゲルマリア~近パンノニアあたりのリメス・ゲルマニクス近くの属州なのでしょう。
 また、舞台がローマで言うところの「賢帝の世紀」と言われるローマの黄金期、五賢帝時代を終えてた時代にはいった所であるとされているので、皇帝セレブリス、その子供インフェリウスとエクセリオンの関係は、そのままセプティミウス・セヴェルスの息子カラカラとゲタの関係になります。
 つまりこの話は、カラカラではなく、ゲタが帝位についた仮定の物語になりますね。」

ということだそうです。私のように、古代ローマの知識などまるで無い者には、何のことやらサッパリですが、知識を知ったうえでこの作品をやれば、かなり知的好奇心がくすぐられるはずです。

シナリオを描かれた鏡裕之先生もすごいし、これをレビューしたエロゲファンの方も恐ろしく博識です。エロゲの森の奥には、このような方が沢山いらっしゃるのです。

 

 

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同じくヨーロッパを舞台にした作品。17世紀初頭のコンスタンティノープルで奴隷を買うというリアルな体験ができるそうです。

 

 

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他にもインテリゲーと呼ばれるものがいくつもあります。

芸術新人賞を最年少受賞した高校生が、天才的な画家に師事したりする話らしいです。言語学、芸術、日本史、世界史、宗教学などの知識を会話形式で提供している、エロゲ界屈指のインテリゲーだそうです。

 

 

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芸術つながりといえば、こちら。批評空間で90点というここ数年では最高の評価を叩き出したモンスター級の作品。

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舞台が日本のものもありますよ。

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今の時期にぴったりの忠臣蔵『ChuSingura46+1』。エロゲ批評空間でも、ここ数年で数えるほどしか出ない高評価作品です。ある人の感想では、「あまりに面白すぎて会社に行ってられない」とか。

 

 

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『平グモちゃん-戦国下克上物語-』。戦国武将・松永久秀を主人公にした本格歴史モノだそうです。

 

 

f:id:Hangetsu-Soichi:20161214024359j:plain和風ファンタジー『腐り姫

 

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批評空間の評価は必ずしも高くないですが、私が影でエロゲ・ソムリエとお呼びしているエロゲ―マーさんが紹介されていた『ヤミと帽子と本の旅人』。異世界物が好きな人には是非オススメとのことでした。

いやあ、エロゲの世界は、実に深いです。

 

お察しのとおり、上記紹介文のほとんどが「~だそうです」となっているのは、僕自身がまだプレイできていないからです。来年、すべてが終わったら真っ先にやってみたいゲーム達ですね。

 

銀貨:7枚