あと106日

憲法H20(3回目)

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昨日は、H20憲法(3回目)をやってみました。師匠によれば、自己採点が最も大事ということで、模範答案と照らし合わせながらやってみましたが、まだまだ身についていません。

ただ、暗中模索で書きまくっていた1回目(じゃがいも)よりは、全体の構成が出来上がってきたとおもいます(器らしくなってきた)。

 

H20年の過去問は、岐阜青少年保護育成条例の伊藤裁判官補足意見がベースになっている。

原告・自説は、厳格審査基準。

検察側の主張は、厳格な合理性の基準を用いる。手段審査(有効性、必要性)のうち、有効性の判断に伊藤裁判官の「相当の蓋然性」の概念を持ってくる。必要性の判断で包括指定方式、個別指定方式の概念を使う…

 

正直、最高裁の法廷意見のみならず、裁判官補足意見まで熟読して解答するなんて自分には不可能。実戦では高度過ぎて無理だと思いましたけどね……(。´・ω・)?。ただ、師匠によれば、憲法は知識でなく書き方勝負とおっしゃっていたのが慰めです。なので、いまから「全判例600頁熟読しよう」なんて思いません。

 

手段審査が実は有効性、必要性、相当性の要素に分かれていたこと自体、3回目でやっと気づきました。全くどうにもならない状況から、少し希望が見えてきた気がします。

 

最初は1問やるのに解説・ノートづくり含めて1.5日かかっていたのですが、3回目は4時間で済みました。そのうえ、内容的には3回目の方がずっと高度な勉強ができました。良き指導者の下での過去問の繰返し学習は、本当に効果がありますね。

 

今日はH26、H19の二問をやってみたいです。