悪習慣という名の沼地
怠惰を放置しておくこともできないですが、一方で、心でやるといってもどうにもできないこともありますね。何歳になっても調整の仕方が身に付きません。
悪習慣というのは、黒い沼地に似ているかもしれません。悪習慣は黒い沼地、理性はその上を行く旅人または農民。
旅人がいくら口先で悪習慣を脱するといっても、どうしたって一定時間耐えて歩かなければ脱出できない。
農民として、土壌ごと農地に再生するのはもっと難しい。
しかし、旅人でも農民でもなく、ただその沼地に立ち尽くすなら、その悪習慣のまま一生を終えることになる。
黒い沼地から逃げるにしろ、実りの大地に再生させるにしろ、口先だけではどうにもならない、短時間の理性だけではどうにもならないものがあるのではないでしょうか。
心のことは、よくわからない。無意識界のことはよくわからない。なので、物語の力を借りて、なんとか悪習慣という名の沼地から脱出できないかと思います。エロゲはこの現代日常生活にあって物語です。とてもすごい力を持っているものです。今日は思う存分遊んで、心の洗濯しました。