試験師匠との出会い

司法試験師匠との面談から帰って参りました。 3時間の面談でヘロヘロになり、帰りの電車ではほとんど勉強できませんでした。 お師匠さんもきっと疲れたと思います。 不良債権銀貨があと6枚も残ってしまいました

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しかし、やはりプロの持つ情報は違います。落ちた受験生同士でああでもない、こうでもないと言っていたことが、一瞬で吹き飛ばされてしまいました。 憲法の勉強の仕方も根本的に誤っていました。昨日まで、電話帳のような判例集と教科書をゼロから読み直そうとしていたのですが……

 

師匠は私の過去問答案をみて、私に必要なのはこれ以上新たな知識をつけることではなく、書き方の練習だとおっしゃいました。そして、特に今年の司法試験問題は米国法の例から持ってきていたし、判例知識とかではなく、書き方で勝負がついたようです。

 

僕は昨日から憲法を総復習するとか息巻いて、600頁の判例集と500頁の教科書と400頁の暗記論証集を読み直そうとか思っていたのですが、これらは正直言って不要とのことでした。そうやって、知識取入れに救いを求めるのは、落ちる人の典型パターンだそうです。

 

勉強時間は、現状から考えて8時間で十分。それで足りないようであれば、逆に何かやり方が間違っているのだろう、ということでした。

 

やっぱりプロの指導者につくと、自分の方向性がいかに間違っていたのか指摘してもらえるので、ありがたいです。